獅子林情報

※その他蘇州市情報
http://www.wspot.biz/archives/50744802.html

場所
中華人民共和国江蘇省蘇州市Googleマップの地図

行き方
蘇州駅下車後、タクシーで10分。

交通の便
蘇州駅発着列車の時刻表を発見したので例として貼り付けておきます
http://www.rakutabichina.com/ChinaTrains/CityTrain.aspx?StaID=407&Sort=10&Page=1

簡単な感想
獅子林前の駐車場へと到着後は、世界遺産に選ばれた蘇州古典園林の
庭園一つである獅子林を見学します。
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ここ獅子林は入口前の看板によると、全国重点文物保存単位とあり
全国重点文物保存単位は、正式には中華人民共和国全国重点文物保護単位と呼ばれる
中華人民共和国国務院が制定した中華人民共和国の文化遺産保護制度の一つで
文化遺産保護制度のうち、国家級の文化遺産に対して制定される証で
現在までに2351件がリストされ、1961年より五次にわたって公布されているそうです。

WIKI上での中華人民共和国全国重点文物保護単位についてのページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/中華人民共和国全国重点文物保護単位
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なお上記のWIKIを見るかぎりでは、獅子林は国家レベルの文化保護単位を授与された
史跡である事が読み取れます。
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獅子林の看板を撮影後は入場料を払って獅子林内へと移動します。
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ここ獅子林は、同じく蘇州古典園林に選ばれた拙政園のすぐ南にある庭園で
蘇州四大庭園の1つとして中国および海外でも知られています。

獅子林建造は、元代至正2年(1342)の高僧天如禅師惟則の弟子が禅師のために
ここに禅式の庭園を築造したと言われ、禅師はかつて浙江省の天目山の獅子崖で修行し
如来説法の仏典を「獅子吼」と称するところから、獅子林と名づけられたそうです。
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園内は花崗岩の奇石や、太湖付近で採取された太湖石(寒山寺や豫園にもあり)が林立し
園内はその太湖石を積み重ねて作った築山は迷路のような洞窟となっており
その妙を称え、獅子林は「築山王国」とも呼ばれています。
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後年清の康煕、乾隆両皇帝は、南方巡回の際、数回にわたりここを訪れ
北京の円明園、承徳の避暑山荘には獅子林をまねて太湖石の築山を作らせたことから
一躍獅子林の名が天下に知られることになったそうです。
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そんな故事由のある庭園なだけあり、庭園内には観光客が沢山訪れていました。
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団体観光客が移動するまでしばらく周りの写真を撮影しつつ時間を過ごし
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空いたところを見計らって獅子林の散策を再開します。
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まずは前庭の前にある建築物を写真に収めた後は
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太湖石で作成したオブジェが飾られた順路を移動し
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落ち着いた雰囲気の中庭を通って更に先へと進んで行くと
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奥の通路の窓からは、太湖石で作られた奇岩窟が目の前に広がっています。
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その後太湖石の奇岩が飾られていた奥の中庭を見学した後は
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色とりどりのステンドグラスの様な飾りガラスに囲まれた室内を見学し
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その後更に順路を先へ先へと進んでいきます。
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先へと進んだ所にはまたまた太湖石で出来た奇岩が展示され
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ここの中庭の通路と中庭との間を見てみると、段差を埋めるべく天然石が使用されていました。
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その後は警備員がしっかりと巡回している獅子林を順路に従って進み
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道中に大きな奇岩群が固まった地域を進んでいくと
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奥には、季節によっては蓮の花が咲き誇るであろう池や
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ヤマタノオロチ型をした多数首のある蛇のような姿をした奇岩も展示されていました。
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更にその奥にある園内池畔には変わった形の太湖石が連なった奇岩群が広がっています。
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奇岩群を超えて少しの間途中の中庭で休憩した後は、再び獅子林の散策を再開します。
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暫くの間壁に囲まれた廊下のような通路を進んでいくと
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再び池の淵に広がる奇岩群の前に到着しました。
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ここの奇岩群が広がる池を配した庭は、今までの奇岩群が広がる中庭よりも広く
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音のする方へとレンズを向けてみると、滝のように高い場所から池へと水が流れている場所があります。
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その後は石で出来た船のような作りの部屋の中へと移動し
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まずは一枚庭にカメラを向けて写真を撮影した後は
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奥の天井付近の窓より船の天井部分とその奥に見える獅子林の姿を激写しました。
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何となく獅子林の庭に植えられた柳の木を見ると、柳の木は日本で植えられているよりも
中国の水郷都市に植えられている方が似合う雰囲気を感じます。
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その後は船のような作りの部屋の中を散策し、船のような作りの部屋の中は
一面ステンドグラスの様な色とりどりガラスが嵌め込まれていました。

※しばらくは写真を中心にお届けします。
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船のような作りの部屋を散策し終わった後は順路に従って進み
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ジグザク状の通路を進んだ先にある離れ作りの屋根付き休憩所や
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奥に見える奇岩群を撮影して先へと進んでいくと
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太湖石の壁に囲まれた順路を山伝いに池の周りを進んでいき
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更に進むと石造りの橋が架かっていたので進んでいくと
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何故か橋の中央には石が埋め込んであるような意匠が施されていました。
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石造りの立派な橋を渡り終えた後は奥の中庭へと移動し
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奥の中庭から見える奇岩群と木々が入り混じった独特の風景を目で味わいました。

※しばらくは写真を中心にお届けします。
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写真撮影を楽しんでいると中庭付近に観光客が集まり始めたので中庭を離れ
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最後に沢山の観光客で賑わう中庭を激写した後は出口へと移動します。
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しばらくの間、壁に囲まれた通路を進んでいくと、程なくして出口へと到着しました。
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獅子林出口到着後は、東洋のピサの斜塔があると言われる虎丘山へと向かいます。

虎丘山の感想記事
http://www.wspot.biz/archives/50769311.html

お勧め度
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